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服部時計店製作記③

前回の続き。
先のワンフェス2012冬などで参考展示していた服部時計店。
キット化するに当たり、もう一度スケールを考え直すことにしました。

服部時計店製作記③~スケール編~
まず多くの方がご存じないと思うので、服部時計店のデータを。(*1)
【屋上までの高さ】
100尺(30.3m)
【時計塔までの高さ】
130尺(39.4m)
【外壁】
岡山万成石(上部)・朝鮮万成石(上部)
【構造】
2065坪の敷地に地下2階・地上7階をもち、屋上には直径8.5尺(2.6m)の時計を掲げる、近世復興式のビルディング。

続いて、模型に用いられるスケールを色々調べて見た。
使えそうなスケールを下表にまとめる。
服部時計店製作記③_d0188338_1125596.gif


シリーズとして考えるとNo.1の1/500が望ましいが、作品の完成寸法が小さすぎ。
ジオラマとして考えると、No.の1/150が鉄道模型とコンパチで使い勝手良さそうなるも、大きすぎるきがする。
かくてビッグサイトやテレビ塔のスケール考えた時と同じ設計思想に基づき、バンダイの初代ゴジラのソフビのスケール(No.3の1/327)を参考に、No.2の1/350と仮決定。(*3)

ではいよいよ製作開始?

注釈
(*1)Wikipediaより詳しい。我ながらよく調べたもんだ。
   ちなみに出典は『建築雑誌 昭和7年7月号』。より詳細を知りたければ図書館にダッシュ!
(*2)初代ゴジラのフィギュア自体は様々なスケールで発表されているが、自分が持っていないので、ここでは判断材料から除外した。
(*3)作り始めると止まらないので、アイディア・要望ある方はコメントください。
   ちなみに参考展示品は尺をそのままmmで読み直してました。

by digion-mcac | 2012-03-18 00:00 | ペーパークラフト  

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